学校でのロール・プレイングの活用に関する声明の発出と文部科学省におけるブリーフィングについて

 日本心理劇学会は「学校におけるロール・プレイングのよりよい活用に向けて―いじめの場面のロール・プレイングに関連して―」と題する声明を発表しました。この声明は、本学会の生徒指導提要とロールプレイングに関するワーキングチーム(安藤嘉奈子・岩城衆子・高橋秀和・時田 学・義永睦子〔五十音順〕)の叩き台をもとに、常任理事会・理事会で何度も検討されたもので、本学会の第31回大会の総会(2025年12月21日開催)で決議されました。本学会のワーキングチームは、『生徒指導提要』の改訂版が公開されたのをきっかけに活動を始め、学校でロール・プレイングを活用する際の留意事項について3年間、継続的に検討してきました。

 また、2026年1月21日に、文部科学省の副大臣室を代表者4名(安藤嘉奈子・大島朗生・時田 学・横山太範〔五十音順〕)が訪れ、声明をお渡しするとともに、30分強のブリーフィングを行わせて頂きました。選挙の関係で、副大臣の中村裕之さんは急きょ選挙区に戻られお目にかかることができませんでしたが、文部科学省初等中等教育局の教育課程課・教科書課・児童生徒課の課長さん、児童生徒課の課長補佐さんが話を熱心に聴いてくださいました。まず安藤が声明の趣旨をお伝えしたのちに、横山理事長が道徳科の学習指導要領に心理劇の理念を反映して頂きたい旨を丁寧に説明しました。なお、ブリーフィングの資料作成にあたっては、上越教育大学の早川裕隆教授に多大なるご協力を頂きました。

 声明の発出も、文部科学省におけるブリーフィングも、本学会の30年以上の歴史のなかで初めてのことであり、本学会の成熟を実感するとともに、さらなる発展を確信しました。

(チームリーダー 安藤嘉奈子)

※実際の声明文はこちらからご覧ください。